ほっとハート傾聴キャラバン
【開催日時】2010年7月10日(土)13:00~16:00
【開催場所】長野県 八ヶ岳自然文化園セミナーハウス
ほっとハートで初めて、首都圏を飛び出し、長野県で活動してきました。 長野県を活動拠点としている、当ほっとハート相談役の北村けい子氏が中心となって企画したものです。
ファシリテータは当会理事長で産業カウンセラーの石田弘子氏。会場は長野県諏訪郡原村にある「八ヶ岳自然文化園セミナーハウス」。 抜けるような青空、美しい山並、すがすがしい空気、という素晴らしい環境のなか、地元で働く女性10名に集まって頂きました。
傾聴キャラバンは、今回が2回目。
前回の4月24日は、ラボの一環として産業カウンセラーを中心とした参加者にプログラムを実施しました。 今回は、一般の方々を対象とした初のプログラム提供です。
ほっとハートのプログラムが、地元の方々に受け入れてもらえるのか、どんな反応が返ってくるのか、心配と期待が半々で長野入りしました。
プログラムは、「聴く」ことを体験してもらうための4つのワークで構成しました。 日常の生活の中で、何となく流してしまっている「話を聴く」とうことに注目してもらうため、「相手と自分の持っているイメージは違うのだと気づく」、「聴く人の態度が、話す人に大きな影響を与えている」、「相手の気持ちに寄り添って聴くとはどういうことか」などについて、ロールプレイを交えながら体験してもらうものです。 時には「子供役」になって会話をしてみたり、「会話を観察すること」を体験してみたり。 最初は、戸惑って、緊張気味の参加者でしたが、ワークが進むにつれ次第に打ち解けてきて、全員で熱心に「聴く」体験をして頂きました。
ほとんどの方が、このような講座を受講するのは初めてとのことでしたが、とても協力的で、和やかな雰囲気のもと、楽しい時間を過ごす事ができました。
傾聴キャラバンでは、「聴く」ことについて、様々な方を対象としたプログラムを考えて提供して行きたいと思っています。 その第一歩として、今回は「地方で活躍する働く女性」を対象に、プログラムを体験して頂けたことは、私達にとって大変貴重な経験となりました。 改めまして、参加してくださった皆様に感謝申し上げます。
【参加された方からのコメントを一部ご紹介します】